9月1日

防災の日、この日になると

思い出す人がいます。


小学1年生の時の担任、斉藤先生。

7歳の子供から見たら

おばぁちゃんのような雰囲気の

やさしくて、安心できる先生でした。

当時おいくつだったんだろう。

雰囲気は落ち着いていたけれど

思っていたよりお若かかったのかも。


昭和38年生まれの私ですが

同居する祖母は、私が小さい頃は

着物を着ていました。

その話を今の20代の人にすると

びっくりされます。

歴史の教科書的存在?

昔の人って、服装や体型などで

今の年齢よりもずっと

年上に見えていたように思います。


話は戻り

斉藤先生は3年生までずっと担任でした。

そして9月1日始業式の日には必ず

関東大震災の体験談を聞かせてくれました。


ちょうどお昼を食べる前

ちゃぶたいにご飯が並べてあった。

揺れを感じて、あわてて

ちゃぶたいの下にもぐるでなく

ちゃぶたいの上のご飯が落ちないように

抑えた、とおっしゃっていたと思います。

激しい揺れの話は

恐怖でしかありませんでした。


小学校を卒業してからは

一度もお会いすることはありませんでしたが

毎年、この日がくると先生を思い出します。




9月になりました。

日中はまだまだ暑いけど

朝晩ほんの少し涼しくなりましたね。


昨夜のお月様🌕

夜中に外に出て眺めました。