父の手紙

今日は父の日でしたね。

二人の父はすでに他界しています。


実父は自分がいちばんかわいい人でした。

私たちの成績にも興味もなく

すべて母任せ。


お酒が大好きでよくカラオケに行ってました。

母はその真逆でした。


母も私たち姉妹も誰一人お酒に強い人はなく

父にはよく、よその子はもっと威勢がいいぞ、と言われていました。ハキハキ元気でお酒も飲んで明るい娘が理想だったのでしょう。


父は子供から見てもしょうもない人でしたが

人様から好かれる人でもありました。

介護施設に入ってからも、かわいいところがあるとか、憎めない人とか言われ、よくお世話してもらっていました。


そんな父から一度だけもらった手紙。

それは私が嫁ぐ前に渡したお礼の手紙の返信。


そこに書かれていたのは


これまで父親らしいことは何もしてやれなかったけど、素直ないい子に育ってくれた……

お前にはお母さんという立派な見本があるのだから、これからの人生も……


びっくりしました。あの父がこんな文章を書くなんて😲そこだけ切り取ったらすごくいいお父さんじゃありませんか。


でも、とにかく泣けて、泣けて。


母に見せたのは父の晩年だったでしょうか。

言葉はなかったような、よく覚えていません。


今、父が生きていたら

生前のからだの不調、特に足については

もっと共感してあげられたでしょう。

自分も年をとって、父との関係も変わっていったかもしれません。


あぁしておけば、とか思うのは、やはり亡くなってしまったから湧いてくる感情なのでしょうか。


今日もありがとうございます😊


暑かったので娘とミニパフェ。

久しぶりでした💕